質地直小作(読み)しっちじきこさく

世界大百科事典(旧版)内の質地直小作の言及

【百姓】より

…百姓をその所持の質入れ(事実上の永代売)に追い込んでゆく素朴で深刻な契機は,不慮の災厄による年貢未納であり,未納分を所持地の質入れで皆済するとき,質地小作が生まれる。質取主は小作料取得をねらって金銭を融通し,質入人は質入地を耕作して小作料を納める(質地直小作(じきこさく))。村役人の年貢納入事務に結びつく金融活動によって,質地の集積が村役人のもとですすむ。…

※「質地直小作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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