世界大百科事典(旧版)内の《赤毛のレドメーン家》の言及
【フィルポッツ】より
…このほか3年間連続上演の記録をもつ《農夫の妻》(1916初演)や《ジェーンの遺産》(1925初演),《駆落ち》(1928初演)などの劇作もある。また,《灰色の部屋》(1921)をはじめ,大胆な犯罪計画を冷静沈着に執行する犯人と名探偵との息詰まる対決を描き,巧妙に仕組まれたプロットで本格推理小説史上の傑作と目されている《赤毛のレドメーン家》(1922)や《闇からの声》(1925)など,実名やハリントン・ヘキストの筆名で,ミステリーや探偵小説を約20冊残している。【鈴木 建三】。…
※「《赤毛のレドメーン家》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」