世界大百科事典(旧版)内の赤石沢の言及
【赤石山脈】より
…東側にある急斜面は,フォッサマグナ低地帯に臨み,西部は中央構造線(杖突峠~水窪(みさくぼ)),赤石裂線(水窪~二俣)で限られ,南部は東海地方沿岸部に向かって低下している。赤石山脈の名称は赤石岳(旧称大河原ノ岳,3120m)に由来するが,赤石岳の名は,その南東側斜面を刻む赤石沢にある赤色の露出岩盤や転石にちなむ。この赤色岩盤・岩塊は,中生代の海底に堆積された玄武岩質溶岩や火山灰などを含む赤色板岩層からなり,時には放散虫化石を含む。…
※「赤石沢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」