世界大百科事典(旧版)内の赤髯バルバロスの言及
【海賊】より
…北アフリカでは,モロッコ,アルジェ,チュニス,トリポリなどがイスラム系海賊の本拠地で,スペインやイギリスの海上勢力とつねに衝突を繰り返していた。オスマン・トルコの名提督で〈赤髯(あかひげ)バルバロス〉と呼ばれたハイレッディンKhaireddin(?‐1546)も,もとは,その兄とともに地中海を横行した海賊で,チュニスのスルタンに仕え,のちにアルジェを攻略してその支配者となり,やがてセリム1世に帰順したものであった。【前嶋 信次】
[中国]
中国の海賊活動も初めは小範囲で小規模の活動にとどまった。…
※「赤髯バルバロス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」