世界大百科事典(旧版)内の超エル・エス・アイ技術研究組合の言及
【コンピューター産業】より
… 75‐76年ころから業界ではIBMが超LSIを使った第4世代機を80年ころに発表するといううわさが広がり,国産メーカーは対抗機を至急開発する必要が生じた。とくに中核技術となる超LSIの研究開発費は巨額にのぼるので,通産省はナショナル・プロジェクトとして,1976年度から4ヵ年計画で富士通―日立―三菱,日電―東芝の2グループからなる超エル・エス・アイ技術研究組合を発足させ,研究開発を推進させた。この共同開発は大成功を収め,国産機メーカーのなかにはハードウェアの面でIBM社と比肩しうるまでに技術力をつけたものも出てきた。…
※「超エル・エス・アイ技術研究組合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」