世界大百科事典(旧版)内の超弾性衝突の言及
【衝突】より
…また,初めに標的が励起状態にあって衝突後に基底状態に戻るときには,入射粒子は衝突後運動エネルギーが増加する。これも非弾性衝突であるが,一般には超弾性衝突とか脱励起衝突と呼んでいる。 このように剛体系の衝突は,物体が離れているときには相互作用が起こらず,接触した瞬間だけ起こるものであり,一方,遠達性ポテンシャルによる衝突は,物体が離れているときに相互作用が起こるものであるが,一般の衝突ではこの両者を含んでいる。…
※「超弾性衝突」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」