超過供出奨励金(読み)ちょうかきょうしゅつしょうれいきん

世界大百科事典(旧版)内の超過供出奨励金の言及

【供出】より

…このような占領下の供出は俗に〈ジープ供出〉と呼ばれたが,それは総司令部の権力をバックにしていたからである。一方,また各種奨励金がつけられたが,とくに超過供出奨励金(1947年度から採用)は48年産米では基本価額の2倍,49年産米では同一額になるほど大きかった。供出価格は戦時中は生産費方式,戦後はパリティ方式により決められたが,実勢より低かったため〈やみ〉に流れるのに対抗しようとしたのであり,強権といってももはや経済ベースを無視しえなくなったことを示していた。…

※「超過供出奨励金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android