世界大百科事典(旧版)内の超高圧力の測定の言及
【圧力計】より
…発生した電気量は漏洩(ろうえい)しやすいために静的な圧力の測定には向かないが,周波数応答がよいことから,もっぱら変動圧力の測定に用いられる。
【超高圧力の測定】
2GPaを超える超高圧力領域では,圧力は各種の超高圧発生装置の限られた小さな圧力室内でつくられるため,この圧力室内の発生圧力を直接推定しなければならない。超高圧力はピストン‐シリンダー型やアンビル型(対向する加圧台のことをアンビルと呼び,もっとも一般的な対向型のほかに,正四面体,正六面体,正八面体などの多面体型がある)の試料圧縮装置に油圧プレス装置で力を加えて試料を圧縮することにより発生されるから,加えた力の大きさを試料室の断面積で割れば試料の平均の圧力が求められる。…
※「超高圧力の測定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」