趙良嗣(読み)ちょうりょうし

世界大百科事典(旧版)内の趙良嗣の言及

【童貫】より

蔡京に宰相就任の機会を与えた因縁で引き立てられて勢力を得た。1111年(政和1),燕京の人馬植(ばしよく)(のちの趙良嗣)を朝廷にすすめて,遼の領土に入っている燕雲地方を回復する計画を立てさせた。これが宋・金同盟に発展,彼自身も燕京攻撃に派遣されたが失敗,金軍の開封攻撃という国難を招き,国賊の名をきせられ,英州(広東省)に流され,途中で殺された。…

※「趙良嗣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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