足半わらじ(読み)あしなかわらじ

世界大百科事典(旧版)内の足半わらじの言及

【わらじ(草鞋)】より

…また草履とわらじを結合したような構造を示すわらじがある。新潟県佐渡のアシナカワラジ,京都市花背のゾウリワラジは前半部が足半(あしなか),後半部がわらじの足半わらじ,九州の山村で用いられるムシャワラジは前半部が草履,後半部がわらじの草履わらじである。足半わらじ,草履わらじは鼻緒が太く丈夫で,山仕事や荒磯の岩ノリ採りなど激しい労働に用いられた。…

※「足半わらじ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む