身延講(読み)みのぶこう

世界大百科事典(旧版)内の身延講の言及

【久遠寺】より

…近世初頭にはすでに日蓮の忌日(きにち)仏事である会式(えしき)(10月12,13日)に各地から参詣者が集まり,徳川氏による関米(交通税)免除の措置もとられるほどになった。祖師(日蓮)信仰のひろまりとともに,久遠寺の江戸・大坂への出開帳(でがいちよう)も行われ,身延講など講衆を中心としたにぎやかさや期間中の参観者の盛大さも人々の耳目をそばだたせた。日重・日乾・日遠の3人,近世中期久遠寺を興隆した日脱・日省(につせい)・日亨(につこう)の3人も,それぞれ身延中興の三師と呼ばれる。…

※「身延講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android