世界大百科事典(旧版)内の転倒工法の言及
【解体工法】より
…この工法は他の工法の場合のようにコンクリートをばらばらに解体してしまわずに,部材状のコンクリート塊のまま搬出することができるという利点はあるが,いずれにしても,最終的にはこなごなに破砕しないと廃棄できないことが多いので二重手間になりやすい。(5)転倒工法 柱のついた壁の解体によく用いられる。あらかじめ,直交するはりや床を別の工法で解体して,平面状に壁,柱,はりを残し,その頂部をワイヤなどで内側から引っ張っておき,足もとの柱鉄筋を切断して転倒させる方法である。…
※「転倒工法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」