世界大百科事典(旧版)内の軽快車の言及
【自転車】より
…1900年ころからは国産自転車の本格的な生産が開始され,国内の自転車保有台数は明治末の約40万台から,大正末には470万台に達しており,通勤や会社,商店の業務用としてしだいに国民生活になくてはならない交通機関として定着していった。 第2次世界大戦後は,自転車に対する考え方も,重くて黒塗りの荷物運搬のためのあくまで実用的な乗物から,人だけが乗る自由で快適な乗物へと変化していき,60年代に入ると乗りごこちがよく変速装置のついた軽快車が主流になってきた。そして60年代後半にはミニサイクルが出回るようになり,家庭婦人の買物や通勤,通学に普及していった。…
※「軽快車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」