輪転謄写機(読み)りんてんとうしゃき

世界大百科事典(旧版)内の輪転謄写機の言及

【謄写版】より

… 手刷りの印刷機はふつう謄写版と呼ばれるもので,紙をおく台の一端に絹のスクリーンを張った枠を開閉できるようにとりつけ,これに製版した原紙を張り,スクリーンの上からインキローラーをころがして印刷する。輪転謄写機stencil duplicatorは日本では1910年堀井新治郎が製造したのが最初で,その後イギリスのゲステットナー輪転機などが輸入され,国産機も性能が向上し,官公庁,会社などに相当の普及をみた。輪転謄写機はスクリーンを張った円筒に原紙を張り,円筒の回転で印刷されるもので,インキは円筒の内側から供給される。…

※「輪転謄写機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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