農地集積バンク(読み)のうちしゅうせきばんく

知恵蔵mini 「農地集積バンク」の解説

農地集積バンク

遊休農地解消・就農促進・農業法人に対する投資の円滑化などを目的とし、農林水産省が設立した法人のこと。正式名称は「農地中間管理機構」で、都道府県単位で設置されている。主に耕作放棄地などの利用権を取得しまとまった形で貸し出すことにより、農地利用の集積集約化を行う。農地保有合理化事業の一つで、2013年12月に公布された日本の法律により14年に設立された。14年度の実績は、農地集積バンクが貸し出し・売り渡しをした農地面積が計3万1000ヘクタールと、政府目標の22%にとどまった。

(2015-5-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「農地集積バンク」の意味・わかりやすい解説

農地集積バンク
のうちしゅうせきばんく

農地中間管理機構

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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