農業団体法(読み)のうぎょうだんたいほう

世界大百科事典(旧版)内の農業団体法の言及

【産業組合】より

…この傾向は日中戦争以降の戦時統制期にはいっそう明確になった。43年の農業団体法は,農会系統と産業組合系統を統合して,各町村に単一の強制加入組織,農業会を組織させた。これが第2次大戦後,民主化を経て今日の農業協同組合につながる。…

【農業協同組合】より

…明治末期から大正,昭和初期にかけて産業組合は全国的に普及し,昭和恐慌期を経て第2次大戦まで続いた。第2次大戦中の産業組合は,農業団体法(1943)に基づき農会と合併して農業会という名称に変更された。 敗戦によってそれまでの流れにはいちおうピリオドが打たれ,農地改革によって大量につくり出された自作農民を基盤にした新しい形態での農業協同組合が,1947年農業協同組合法の制定によって設立された。…

※「農業団体法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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