世界大百科事典(旧版)内の農業就業人口率の言及
【農業】より
…農家数は1950年代に一時600万戸を超えたが,60年代には550万~560万戸となり,その後も,70年540万戸,83年452万戸と漸減している(なお,90年センサス以降変更された〈農家〉の定義によれば,1995年の農家数は344万戸)。全国総世帯中に占める農家世帯の割合(農家率),総人口中に占める農家人口の割合(農家人口率),総就業人口中に占める農業就業人口の割合(農業就業人口率),国内総生産額中に占める農業総生産額の割合のいずれをみても,1960年代以降,一貫して大幅な減少を続けている(表2参照)。農業のこのような地位低下は,農業の発展が他産業の発展に追随できないことを示すものであり,その結果でもある。…
※「農業就業人口率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」