農業構造(読み)のうぎょうこうぞう

世界大百科事典(旧版)内の農業構造の言及

【農業】より

…(3)既に述べたように土地利用型農業と非土地利用型(加工型,施設型)農業との分化と分裂,両者の遊離が問題となっており,この二つを合理的に結びつけ再編成することによって,地力維持増進の可能な,複合的な農業生産形態(農業経営の諸部門,諸作物の複合化)をつくり出すことが,今後の大きな課題とされている。 第3は,以上のすべての問題の根底にある,農業構造にかかわる問題である。(1)1960年代以降の高度経済成長の過程で農家労働力が農業労働以外に流出し,農家の兼業化が著しく深化していることである。…

※「農業構造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む