世界大百科事典(旧版)内の農民自治会の言及
【石川三四郎】より
…大逆事件後,いわゆる〈冬の時代〉に入ると13年日本を脱出しフランス,イギリス,ベルギー,モロッコなど各地を訪れ,その間P.ルクリュ夫妻,哲学者E.カーペンターらと会ってアナーキズム思想を深めた。20年に帰国,25年には下中弥三郎,大西伍一らと農民自治会を結成し,また無政府主義の啓蒙のため29年《ディナミック》を発刊した。34年同誌休刊後は東洋文化史の研究に没頭した。…
※「農民自治会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」