農牧協会(読み)のうぼくきょうかい

世界大百科事典(旧版)内の農牧協会の言及

【アルゼンチン】より


[圧力団体]
 政治に大きな影響力をもつ社会集団としては,まず大地主層が注目される。なかでも,1866年に設立された農牧協会Sociedad Ruralは,歴代の農業大臣の多くを会員から出すなど,政治に隠然たる力を行使してきた。1910年に成立したロケ・サエンス・ペーニャRoque Sáenz Peña政権では,正副大統領のみならず,閣僚8名のうち6名が協会員で占められたほどだった。…

※「農牧協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android