近世初期風俗画(読み)きんせいしょきふうぞくが

世界大百科事典(旧版)内の近世初期風俗画の言及

【風俗画】より

…ここにおいて名所絵,月次絵などの伝統的画題形式は,その風景画的要素を後退させ,風俗描写を前面に押し出して独立した風俗画へと変貌する。こうして近世初期風俗画と呼ばれる風俗画が誕生し,16世紀後半から17世紀前半にかけ,上方を中心に襖絵,屛風絵として流行した。その描き手の主体は狩野派であり,狩野永徳筆《洛中洛外図》(上杉家)には,京の市中と郊外の風俗がこまかな観察により,いきいきと描き出されている。…

※「近世初期風俗画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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