近代ポルトガル語(読み)きんだいぽるとがるご

世界大百科事典(旧版)内の近代ポルトガル語の言及

【ポルトガル語】より

…この言語が,ミーニョ川以北のガリシア語と,コインブラからリスボンにかけての地域を新たな言語的中心地とする,ミーニョ川以南のポルトガル語とにはっきり分化するのは,14世紀半ばころのことである。文献登場以降のポルトガル語の歴史は,ガリシア・ポルトガル語期をその前半に含む中世(または古期)ポルトガル語(13世紀初め~16世紀半ば)と,近代ポルトガル語(16世紀半ば~現代)とに二分される。現代ポルトガル語の音韻・文法組織の基本は,中世ポルトガル語後期には既に確立したと見ることができるが,例えば中世ポルトガル語で維持されたs[ś]とç[ts](のち[s]),母音間のs[ź]とz[dz](のち[z])の区別は近代ポルトガル語では共に失われ,おのおの[s],[z]に統合されている。…

※「近代ポルトガル語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む