世界大百科事典(旧版)内の近位尿細管機能検査の言及
【腎機能検査】より
…以上から,クレアチニンのクリアランス値から糸球体ろ過値glomerular filtration rate(GFRと略す)を求めることができ,糸球体の機能を検査することができ(これを糸球体機能検査という),PAHのクリアランス値を求めることによって腎血流量を知ることができる。(3)近位尿細管機能検査 主として近位尿細管の再吸収機能を検査するもので,尿中β‐ミオグロビン量,グルコース再吸収極量などの検査がある。(4)尿濃縮,希釈試験 尿は糸球体でのろ過とそれに続く尿細管での再吸収によって,濃度が一定の範囲に保たれている。…
※「近位尿細管機能検査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」