世界大百科事典(旧版)内の近接衛星の言及
【月】より
…外衛星は遠隔衛星ともいい,その特色は公転周期が比較的長く,軌道面の母惑星に対する傾斜角がほぼ一定であるということである。外衛星に対し,母惑星に近く,公転周期が短いものを内衛星(近接衛星)という。
[軌道の形と大きさ]
太陽の引力の影響を大きく受けるので,軌道の大きさ,形なども時間とともにかなり変わるのだが,軌道の離心率の平均値は0.0549,月の軌道面は白道面と呼ばれ,黄道面との傾斜角の平均値は5゜8.′7である。…
※「近接衛星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」