迫元(読み)せりもと

世界大百科事典(旧版)内の迫元の言及

【アーチ】より

…迫石と迫石のあいだの摩擦力が十分大きいか,迫石が相互にモルタルで接着されているか,アーチの左右が壁で十分固められていて,迫石が移動することがなければ,アーチの上にかかる荷重は次々に下位の迫石に伝達されて,アーチの両端に達し,ひじょうに堅固な開口部(戸口,窓)を形づくる。アーチの両端を支える部材を迫元(インポスト)といい,アーチを支える柱や壁の上端の装飾ともなり,また型枠の両端を支持する支承物の役割を果たす。アーチは,アーチを形づくる部材にほとんど曲げの力が生じないという長所がある代りに,アーチの両端部に,外方へ向かって斜め下方への横圧力(スラスト,アーチ推力ともいう)を生ずる。…

※「迫元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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