迸出泉(読み)へいしゅつせん

世界大百科事典(旧版)内の迸出泉の言及

【泉】より

地下水が自然に地表へ湧出したもので,湧泉ともいう。湧出形態によって次の三つに分類できる。(1)逬出(へいしゆつ)泉 岩の裂け目や崖からほとばしり出るもので,日本ではこれを走井(はしりい)と称した。山岳地帯に多く,場所によっては瀑布を懸ける。富士山麓白糸の滝が代表。(2)池状泉 釜,壺,湧壺とも称した。盆状のくぼんだ底から湧出し,水をたたえるもので,富士山麓の山中湖北西にある忍野八海(おしのはつかい)が有名。…

※「迸出泉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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