逆退(読み)ぎゃくたい

世界大百科事典(旧版)内の逆退の言及

【蔵人所】より

…彼らはその後,巡によって受領(ずりよう)となる資格をも有した。叙爵を嫌う者は,再び最末席の新蔵人に列せられることになっていたが,これを逆退と称した。10世紀以前には源氏を除くほとんどの公卿が六位蔵人の経験者であったが,藤原氏の主流の人々が五位直叙の特権を得るようになると公卿層の中の六位蔵人経験者の比率は低くなる。…

※「逆退」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む