《通俗忠義水滸伝》(読み)つうぞくちゅうぎすいこでん

世界大百科事典(旧版)内の《通俗忠義水滸伝》の言及

【岡島冠山】より

…唐話学の大家として活躍し,京都で没した。日本古典を漢訳演義化した《太平記演義》(1719)や,日本で最初の《水滸伝》の翻訳である《通俗忠義水滸伝》(1757‐90)を出しており,本格的な唐音学者,中国学者であった。著書には《唐話纂要》など。…

【水滸伝物】より

…その中では《水滸伝》が早くから紹介され,岡島冠山による訓訳本(原文に訓点を施し,難語には訳を付す)がその没後の1728年(享保13)に刊行されている。《水滸伝》普及史における冠山の功績は多大で,《水滸伝》の最初の和文訳《通俗忠義水滸伝》(1737‐90刊)も彼の労になる。ほかに陶山南濤(すやまなんとう)も《忠義水滸伝解》と題して和文訳を行った。…

※「《通俗忠義水滸伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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