世界大百科事典(旧版)内の速記技能審査基準の言及
【速記】より
…実業界では秘書速記,事務速記の名のもとに活用されているが,一般の人がノート・メモや原稿の下書きに用いても効果的である。速記そのものが〈国民一般の書記能率の増進〉という立場から注目されるのはこのためであり,文部省も社会教育の立場から速記技能審査基準を作成した。現在はこれに基づいて〈社団法人日本速記協会〉(東京都千代田区永田町全国町村会館内)が各地で検定試験を施行しているが,その級別と分速(漢字仮名交じり文に直した場合の各分ごとの平均字数)は表のとおりである。…
※「速記技能審査基準」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」