連続堤(読み)れんぞくてい

世界大百科事典(旧版)内の連続堤の言及

【治水】より

…信玄堤は竜王地点では自然流に近く設けられるが,南へ下るとともに川から離れ,築地新居・飯喰地点では1200mを隔て,断続した8個の堤が笛吹合流点まで雁行している。以後徳川氏の治水,江戸初期の治水を経て,江戸中期には多くの出し堤を備えた連続堤が完成する。このような永年の治水によって,釜無川沿岸13ヵ村は慶長(1596‐1615)ころから宝暦(1751‐64)に至る150年間に石高を76%増している。…

【堤防】より

…ただし最近では,越流堤によりはんらんさせる土地を周囲堤によって囲み,洪水時のみ遊水させ,被害を極力おさえるようにしている(図1)。 以上のように,昔の堤防はおおむね局部的に洪水被害を防止する目的でつくられたもので,不連続の堤防(不連続堤)が多かったが,時代とともに平地部の開発が進み土地利用が高まるにつれて,これらの不連続堤がつなげられて,河川に沿って連続堤がつくられるようになった。 明治時代になると,当時大洪水が頻発したこともあって,河川ごとに一定の改修計画が立てられた。…

※「連続堤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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