遅発臨界(読み)ちはつりんかい

世界大百科事典(旧版)内の遅発臨界の言及

【臨界】より

…この結果keff-1が,この遅発中性子の割合より小さければ,遅発中性子が発生して初めてこのkeffの値が実現するので,上のlが実効的には1秒前後の値になる結果,中性子数の増加はゆっくりしたものになる。この状態を遅発臨界にあるという。一方,keff-1がこの割合より大きければ,遅発中性子がなくても臨界になってしまうので,上式で示した事態が出現してしまう。…

※「遅発臨界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む