世界大百科事典(旧版)内の遊戯集団療法の言及
【遊戯療法】より
…週1~2回,1回20~60分ずつ行う。子どもと治療者が1対1で行うが,1人の治療者が複数の子どもを扱うものを遊戯集団療法という。これらは遊びという一定のモデル状況をつくり出すことによって,自分の経験を処理し,見通し,さらに現実を支配する自我の成長をはかることを目ざしており,その理論や手技によって,児童分析(A.フロイト,M.クライン),児童中心法(アクスラインV.M.Axline),ユングの理論をとり入れた箱庭療法(D.カルフ)などがある。…
※「遊戯集団療法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」