世界大百科事典(旧版)内の過剰排卵の言及
【多胎】より
…ラットやマウスの1回の分娩(ぶんべん)における子数はだいたい6匹前後であるが,個々の分娩について見ると,10匹以上に及ぶことも少なくない。 脳下垂体ホルモンである生殖腺刺激ホルモンを,適当な組合せ(通常FSHとLHを組み合わせる)で雌動物に投与すると,過剰排卵という現象を起こす。すなわち,卵巣から正常の排卵数をはるかに超える数の卵子が放出されるのである。…
※「過剰排卵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」