世界大百科事典(旧版)内の過走帯の言及
【空港】より
…このうち=形や形の併行配置は比較的わずかなスペースで高い処理能力が期待できる形式であるが,併行する両滑走路で同時に発着を行うためには,安全上1500m以上の間隔をとって設置する必要があり,間隔が狭い場合には効率が低下する。滑走路の両端には航空機のオーバーランに備えてそれぞれ50~150m程度の過走帯(オーバーランエリアoverrun area)と呼ばれる延長部分が設けられている。最近では滑走路の排水をよくして制動効果を高めるため,表面に横方向の細い溝を切るグルービング加工を施すことが多くなった。…
※「過走帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」