世界大百科事典(旧版)内の道中方の言及
【道中奉行】より
…道中奉行は大目付兼帯の1人職であったが,98年(元禄11)勘定奉行の松平美濃守重良が道中奉行加役となって以来,大目付,勘定奉行が兼帯する2人職となり,大目付が兼ねる場合は兼帯といって主席,勘定奉行のそれは加役といって次席とした。道中奉行の下には道中方があり,勘定組頭のうち伺方,帳面方組頭のいずれかが兼ね,支配勘定4人がこれに付属した。その職掌は,御伝馬宿入用等の下付米金,宿貸付,助郷割替,並木管理,道橋普請等々,多岐にわたる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」