道袍(読み)どうほう

世界大百科事典(旧版)内の道袍の言及

【ツルマギ】より

…材料は自由で夏物はひとえの苧,冬物はみな二重でときには綿入れもある。19世紀末までは士大夫は〈道袍〉とよばれる袍を着て,このツルマギを庶民が着るものとして避けたが,旧韓末の衣服簡素令によりこれを着用しはじめた。現在は西洋式のオーバーなどに押されて礼服として着るほかはすたれかけている。…

※「道袍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」