遠心性肥大(読み)えんしんせいひだい

世界大百科事典(旧版)内の遠心性肥大の言及

【心臓肥大】より

…心臓の壁,とくに心室の壁の心筋が肥大して厚くなることをいう。肥大が主としてみられる部位によって,心房肥大,右心室肥大,左心室肥大,中隔肥大,両室肥大などの種類があり,肥大が内腔に向かって起こり,容積が大きくならない場合を求心性肥大,壁の肥大とともに容積が増大し,心臓の拡張を伴う場合を遠心性肥大という。肥大が起こると,肉柱や乳頭筋も太くなるため,心臓の重量も増し,著しい肥大では,心臓壁の厚みは正常の3倍,重量は4倍にも達することがある。…

※「遠心性肥大」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む