世界大百科事典(旧版)内の選挙粛正中央連盟の言及
【選挙粛正運動】より
…ついで岡田啓介内閣が成立すると,〈新官僚〉の中心人物の後藤文夫内相は,政党の勢力抑制のため選挙粛正運動を実現し,内務省は1935年5月選挙粛正委員会令を公布して,知事を会長とする委員会を道府県単位に設置した。さらに6月,民間でも運動に協力するため,中央教化団体連合会など各種教化団体を糾合して選挙粛正中央連盟(会長斎藤実前首相)が結成された。選挙粛正運動は内務官僚の主導のもと,同年秋の地方選挙,翌年2月の第19回総選挙で大々的に展開された。…
※「選挙粛正中央連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」