世界大百科事典(旧版)内の選言三段論法の言及
【三段論法】より
… (4)〈“pならばq”,“qならばr”⇒“pならばr”〉という型の推論は〈純粋仮言三段論法〉,〈“pならばq”,“p”⇒“q”〉は〈仮言三段論法〉の〈肯定式〉,〈“pならばq”,“qでない”⇒“pでない”〉は同論法の〈否定式〉と呼ばれている。 (5)〈“pとqのどちらか一方だけ成立する”,“qでない”⇒“p”〉は〈選言三段論法〉の〈否定肯定式〉,〈“pとqのどちらか一方だけ成立する”,“p”⇒“qでない”〉は同論法の〈肯定否定式〉と呼ばれる。 (6)このほかに,〈仮言選言三段論法〉と呼ばれる推論の型があり,〈“pならばr,かつ,qならばrである”,“pとqのどちらか一方だけ成立する”⇒“r”〉はその一例である。…
※「選言三段論法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」