邱逢甲(読み)きゅうほうこう

世界大百科事典(旧版)内の邱逢甲の言及

【台湾民主国】より

…日清戦争直後,台湾の割譲に反対した台湾の軍官民によって建国された共和国。1895年5月25日に樹立され,総統に台湾巡撫唐景崧(とうけいすう),副総統兼全台義軍統領に台湾の挙人邱逢甲(きゆうほうこう)が就任し,年号を永清と定め,国旗も制定された。しかし,北白川宮能久(よしひさ)親王が率いる日本軍の攻撃をうけ,6月4日には唐総統が中国に逃れ,南部で抵抗をつづけた劉永福も10月19日に大陸に逃れたことによって崩壊した。…

※「邱逢甲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android