部分送入(読み)ぶぶんそうにゅう

世界大百科事典(旧版)内の部分送入の言及

【蒸気タービン】より

…1段当りの出力が非常に大きくとれる形式としては,段にかかる圧力差をノズルで一挙に速度エネルギーに変え,これを複数列の回転羽根で順次仕事をさせる速度複式衝動タービンがある。なお,出力調整などの目的で蒸気を環状通路の一部だけに流す場合があり,これを部分送入と呼んでいる。衝動段では部分送入が可能であるが,反動段では蒸気の流れている部分と流れていない部分とで回転羽根の上流部の圧力に違いが生じ,蒸気のまわり込みが起こって著しい損失を生ずるため適用できない。…

※「部分送入」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む