世界大百科事典(旧版)内の部落有林野統一の言及
【入会】より
…明治以降,地租改正,地所官民有区別などの影響をうけながら,民法上の物権として認められ,一方においては,政治的・経済的・社会的諸要因によって変化・解体している。政治的要因として,林区制度,町村制,国有林野特別経営事業,部落有林野統一政策などがあげられる。部落有林野統一とは,町村制施行後,部落有林野と認められていたものを市町村がその財政的基盤として取り込もうとする政策で,これに対して,部落の住民は強く抵抗した。…
※「部落有林野統一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」