郭子玄(読み)かくしげん

世界大百科事典(旧版)内の郭子玄の言及

【郭象】より

…中国,西晋の思想家。字は子玄。河南(河南省洛陽)の人。後半生を司馬越(東海王)の太傅(たいふ)主簿として政界に権勢を振るった。著述《荘子注》は,従来の52編本《荘子》を33編に改編して独自の思想的解釈を深めた。万物の充足は境遇に無限に適合する〈性分〉に任せた〈自得〉にある,あるがままの現状が即自的に自足するとして,当時の階層身分秩序を天理とみとめ,礼教社会がそのまま自然無為だと説く名教〈自然〉論を展開した。…

※「郭子玄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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