郭恕先(読み)かくじょせん

世界大百科事典(旧版)内の郭恕先の言及

【郭忠恕】より

…中国,五代・宋初の小学(文字学)研究者。また,北宋第一の界画作家としても知られる。河南省洛陽の人。字は恕先。不羈奔放の言動が多く,政治的には不遇であった。しかし,小学研究の分野では,字形の変遷と字音・字義との関係について重要な業績を残し,美術史的にも,界画に潑墨山水画を組み合わせて,界画の歴史に新生面を切り開く画期的な存在であった。著書に《汗簡》《佩觽(はいけい)》,伝称作品に《雪霽江行図》(台北故宮博物院,ネルソン美術館)などがある。…

※「郭恕先」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android