郭景純(読み)かくけいじゅん

世界大百科事典(旧版)内の郭景純の言及

【郭璞】より

…中国,六朝時代の学者。字は景純。本貫は河東聞喜(山西省聞喜県)。西晋末に江南に行き,五行や天文,とりわけ卜筮(ぼくぜい)の術によって名をはせ,東晋王朝成立のはじめにその将来の命数を予言したという。だが,王敦(おうとん)が謀反をおこすに当たって,凶と断じたため殺された。《山海経(せんがいきよう)》や《穆天子伝(ぼくてんしでん)》の注釈には怪異なものにたいする関心が,《爾雅(じが)》や《三蒼》の注釈には古文奇字にたいする関心がうかがわれる。…

※「郭景純」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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