都市大火(読み)としたいか

世界大百科事典(旧版)内の都市大火の言及

【都市災害】より


[都市火災と地震災害]
 日本における三大災害は,台風などの大雨による山崩れと洪水などの水害,地震による災害,市街地が木造家屋であるため起こる都市火災である。このうち都市火災は,木造密集市街地をもつ日本の宿命的災害で,その昔から大火災につねに悩まされつづけ,江戸時代には〈火事は江戸の花〉とさえいわれたように,都市災害の歴史は都市大火の歴史であったといっても過言ではない。徳川家康の江戸入府後間もなく,江戸のほとんどを焼き尽くしてしまった1601年(慶長6)の大火以来,江戸幕府300年の歴史のなかで100回に及ぶ大火を経験し,また明治政府になってもつぎつぎと大火災が起こっているが,それは木造建築を許して密集化が進んだ日本の都市の宿命といえよう。…

※「都市大火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む