釈迦菩薩(読み)しゃかぼさつ

世界大百科事典(旧版)内の釈迦菩薩の言及

【仏像】より

…また密教独得の特殊なものとして仏頂尊勝や仏母の信仰がある。菩薩とはもともと釈迦の成道(じようどう)以前(悟りを開く以前で,前世をも含む)の呼称で,大乗の菩薩と区別して釈迦菩薩と呼ぶこともある。将来に仏陀となる弥勒(みろく)菩薩の起源は古く,大乗仏教では観音,勢至(せいし),文殊,普賢,日光,月光,地蔵など,密教では金剛薩埵(さつた),五秘密,普賢延命,准胝(じゆんてい),多羅,虚空蔵などの多数の菩薩を生んだ。…

※「釈迦菩薩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む