里牧(読み)さとまき

世界大百科事典(旧版)内の里牧の言及

【牧】より

…水戸藩では桜野牧(1835)が,高鍋藩では官牧民牧あわせて48牧が置かれ,肥後では阿蘇の広漠たる原野をはじめとして数多くの牧場が開かれた。 このような幕府諸藩の官設牧場に対し,他方,民間には里牧,百姓牧などがあり,おおむね村の山林原野に共同で放牧採草したが,特に一定の地を画して〈牧〉を設けることはまれであった。村の共同利用地である山林原野への共同入会放牧で,この場合はその入会放牧地が牧となる。…

※「里牧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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