世界大百科事典(旧版)内の里甲銀の言及
【里甲制】より
…第4は上供物料(宮廷や政府で使用する各種物品)と公費(地方官庁で必要とする各種雑費)の負担である。この負担は明の中ごろから増大しはじめ農民を苦しめたので,16世紀ごろから里甲銀として銀納化されていった。さらに一条鞭法の施行にともなって,租税・徭役割当て・徴収の単位が里から県に移ったことなどにより,里甲制の重要性は減退していった。…
※「里甲銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」