重み付き残差法(読み)おもみつきざんさほう

世界大百科事典(旧版)内の重み付き残差法の言及

【有限要素法】より

…前述のように有限要素法は物体の内部領域も要素に分割するが,最近物体の境界のみを要素に分割し数値解析する境界要素法boundary element methodも開発され,急速な発展を見せている。また有限要素法や境界要素法などの数値解析法を統一的に説明できる重み付き残差法method of weight residualsの理論体系もでき,今後は微分方程式で記述されるあらゆる物理現象あるいは物質移動現象が,複雑な境界条件の下で有限要素法あるいは境界要素法により,または両者の協力により数値解析できるようになるものと期待されている。【結城 良治】。…

※「重み付き残差法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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